らての子宮体癌体験談。どこも痛くなくて、元気だったけど・・。

子宮筋腫の定期検診で突然の子宮体癌発覚。まさか癌なんて夢にも思いませんでした。

誰にどこまで、いつ話せばいいの?その2

私の周りには癌と闘っている人が何人かいました。


自分が癌だとわかったとき、この方たちには病気のことを
お話しして一緒に癌と闘っている同志として今後は生きていくことを
お伝えしたいと思いました。


まずは、テニス仲間で乳がん治療をされている方には、
テニスを一緒にしているときにお伝えしました。


彼女は一昨年の春に手術をし、その後放射線治療して、経過観察中。
昨年年末に再発し、今は抗がん剤治療中。


私は癌仲間になったこと。子宮がんであること。
これから治療していくので、一緒に闘っていくことを
お話ししました。


術後の癌との向き合い方や実際再発などもあることなどを
包み隠さず話してくれました。
とても心強かったです。
いつも前向きで、テニスも復帰しており、明るくて、旅行も
演劇鑑賞なども積極的にされています。
つらいこともたくさんあると思いますが、弱音ははきません。
身近にいることに感謝です。



それと、もう一人は男性です。
悪性リンパ腫と闘っています。
手術、抗がん剤治療をへて、職場復帰を果たされています。


この方にもお話ししました。


私が癌であることにとてもショックだとお話しくださいました。


私は同志だと勝手に思い込んでいたので、この方の
反応にとてもびっくりしました。
打ち明けた時、しばらく彼は言葉がなかったです・・・。


男性と女性の違いなのでしょうか?
それとももともとの感受性の違いなのでしょうか?



このお二人の反応を経験して、やはり癌であるという事実をお伝えするのは
相手によっては重苦しいのかもと思いました。


確かに私も癌になるまでは、癌であることを打ち明けられた時に、
どのように対応していたのか、思い返してみると微妙な反応だったように
思います。


やたらと明るいのも変だし、暗いのも変。
経験してないので、その人の気持ちを思いやることも難しかったように
思います。



癌という言葉はやはり、今の世の中ではとてつもなく重苦しい空気感に
あっという間になってしまうだけの言葉の重みがあるのです