らての子宮体癌体験談。どこも痛くなくて、元気だったけど・・。

子宮筋腫の定期検診で突然の子宮体癌発覚。まさか癌なんて夢にも思いませんでした。

手術のこと 追記

おはようございます。


手術のことで、前のブログではつづり忘れていることを
ここではお話しします。


私は腹腔鏡下手術でした。傷(器具を入れる穴となるところです)は5か所です。
おへそ、おへそを中心にして、おへそから左側10㎝くらいのところに約1㎝、
おへそから下5センチくらいのところに約1㎝、
ここから左右両方10㎝くらいはなれたところに約2㎝


この小さく切開した部分から腹腔鏡でドクター3人が


子宮筋腫の切除、
準広汎子宮全摘術、両方の卵巣卵管全摘術、骨盤内リンパ節郭清術


を6時間もかけて行ってくださいました。



麻酔で意識がありませんでしたが、事前の説明では、


手術時の体勢は婦人科の内診台にあがっているときのように
両脚を開脚している状態。
摘出した臓器はすべて膣から取り出すとのことでした。
膣の周囲の長さよりも小さくして、筋腫や子宮そのものを取り出すのです。


まず、子宮の周りにできていた筋腫をひとつひとつ取り出します。
その後、子宮全体を膣から引っ張り出します。
子宮は袋だから風船みたいな感じで縮む効果を利用して引っ張り出せるとの
お話でした。


私は子宮が大きくて約8㎝ほどあったようです。
膣からすぐに引っ張り出すことはできなかったそうです。
お腹を一部切開することを検討してくださったようですが、
帝王切開するときと同じくらいの長さを切開しないと
いけなくなるとの状況だったそうです。


そこで、ドクターたちは切開するという選択ではなく、
時間はかかっても工夫して子宮を膣から取り出すという選択をしてくださいました。


だから、今手術から約半月で手術痕はただの切り傷のような状態になっています。
感謝の言葉しかありません。


ありがとうございます。
ありがとうございます。
ありがとうございます。



それと、手術時の体勢の影響で
エコノミー症候群のような状態になるおそれがあるとのことで、
事前に弾性ストッキングを装着しておりました。
そして両脚にはフットポンプがまかれ、空気を送って圧縮を繰り返して
予防しておりました。


このフットポンプは手術翌日、HCU病棟を離れる時にとってくださいました。


そして弾性ストッキングはその翌日手術後2日目にやっととりはずすことが
できました。


余談ですが、弾性ストッキングを捨てようとしたのですが、
看護師さんがメディキュットよりとてもいいですよとのことだったので、
自宅に持ち帰り、むくんできたら使用するつもりでいます。


術後の体の回復優先で手術、術後管理をしてくださった
ドクター、ナースの皆様に感謝の気持ちでいっぱいです。