らての子宮体癌体験談。どこも痛くなくて、元気だったけど・・。

子宮筋腫の定期検診で突然の子宮体癌発覚。まさか癌なんて夢にも思いませんでした。

手術翌日 HCU病棟


夜一度、吐き気におそわれました。


看護師さんが背中をさすってくれました。
ひとのぬくもりを感じました。
背中をさするって動作が、つらい人の助けになるんだということを
改めて知りました。


お水は飲むことができませんでしたが、うがいはできました。
少し吐いた後、看護師さんが水差しをもってきて、うがいできました。
とてもすっきりし、のども潤ってきました。
ただのうがいがこんなに気分がよくなることを初めて知りました。


夜は痛み止めの薬と吐き気止めの薬を点滴してもらって、なんとか
朝を迎えました。



朝、6時30分ごろでしょうか?
執刀医のドクターが様子を見にきてくださいました。
このドクターは、手術当日も同じくらいの時間に様子を見にいらしてました。


ドクター
「どうですか?痛くありませんか?今、すごく痛そうな顔されましたよね」



「はい。寝返りうったら、痛かったので・・・」


ドクター
「あ、管ついてる方だからですね・・・。」
「1本、針抜きますね。」


と話されて、左手の手首動脈からとっていた針を外してくれました。
ちょっとすっきり。



その前には看護師さんに、酸素マスクと右手の血圧計をはずしてもらっていました。


これで少し、手と指の感覚がもどってきました。
両腕にいろいろ装着されていて、圧迫されていたので、
こわばっていて、しびれていたのです。



夜勤の看護師さんから日勤の看護師さんに交代して、11時ごろ
引っ越し予定なので、それまでに歩く練習をしましょうとのことでした。



昨夜からの便意はまだ続いていましたが、先が見えてきたので、なんとかもちこたえられそうです。


朝、歯磨きとうがい。


その後、水を飲んでもいいとのことで、ゆっくり飲みました。
一気に飲むと具合が悪くなることもあるとのことで、ゆっくりゆっくり
味わうように飲みました。


朝9時ごろ、集団回診の時間でした。
初めてみるお医者さんたちばかりでした。


「どうですか?」「痛みは?」など本当に普通の会話。


看護師さんがきて、引っ越しは11時10分ごろになるから、それまでに
歩行練習をすることになりました。


10時15分


リハビリ開始です。


まずは足首の運動。左右の足の指でぐーぱーを5回ずつ繰り返しました。


次はひざをたて、またもどす練習。5回。


次はベッドから起き上がり、座る練習。


ここまで順調です。


次に立つ練習。
なんとか立ちましたが、ここで吐き気が襲ってきました。


歩行練習は中止になりました。


看護師さん
「無理はせず、尿の管はつけたまま、車いすで病棟にもどりましょう。」



11時15分ごろ、入院病棟の看護師さんが迎えに来てくださり、
車いすで、元の病室へと向かいました。